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白い馬のmmntmrのレビュー・感想・評価

白い馬(1952年製作の映画)
3.9
ナレーション有りの三人称。ドキュメンタリータッチだけど物語が組んである。寓話的な展開なので、子供向けだと感じた。

「困ってる人や動物を助けよう。心を開いて貰えなくても、頑張り続ければ報われる」という処世訓がテーマだと思う。
偏見かもしれないが、少々キリスト教圏的な処世訓で気に入りはしなかった。

物語は微妙だったが映像は良かった。

少年の健気さや少女の愛おしさは『赤い風船』同様に素晴らしく、船を漕ぐ姿や馬に脚をかけるシーンなど、印象に残るショットが少なくなかった。

馬と並走した撮影の迫力は凄まじく、疾走感と溢れるエネルギーを強く感じさせられた。

絵本的な作品としてカテゴライズするのであれば、★4.4/5.0くらいかなぁと思う。
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