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人の命に値段はつけられるのか？
その値段に差はあるのか？
本当の”公正”とは何なのか？
９．11の被害者家族への賠償金の特別管理人を買って出た調停のプロを自負するやり手弁護士ケン。
彼が、計算式とだけ向き合っているうちは、賛同を得られず苦戦するが、被害者家族と直に触れ合うようになってから、少しずつ信頼を取り戻していく。
様々な矛盾に突き当たり苦悩するケンを演じるマイケル・キートン、そして遺族たちの演技に胸が熱くなりました。
結局、どう計算されたのかはわからなかったけど、アメリカ経済の破綻を防いだのは確かなようです。
その結末も含めて、脚本が練られていなかったので、エンタメとしては面白みはありませんでしたけどね。
