アメリカ同時多発テロの被害者と遺族に補償金を分配すべく奔走した弁護士たちを描く。
年齢も職種もさまざまな犠牲者たち。
突然奪われた彼らの人生、突然大切な人を失った遺族の心の痛み。 遺族たちの証言シーンでは、突然の震災で家族を失った遺族と重なり、涙が溢れ思いを馳せた。
補償金。
「人の命に値段をつける」事は、不条理に満ちているけど必要なプロジェクト。
ファインバーグの変化が見どころ。
遺族それぞれの苦悩に真摯に向き合う姿勢と難しさ、残された遺族がこれからを生きる未来の一端を担う誠実さ。 究極の難題に挑んだファインバーグはじめ事務所の弁護士さん達には敬意を表する。
マイケル・キートン、他の弁護士さん達、ご遺族を演じた役者さんら俳優陣は皆素晴らしかった。