このレビューはネタバレを含みます
911のテロ事件は、もちろん知っては
いたけれど・・・『その後』の話。
政府から遺族へ支払われる補償金。
そんなのがあったのも知らなかった
ので興味深く鑑賞。
悲しみは癒えないけれど、ゼロよりは
マシ=同意80%は簡単では?と
思ったけど、なかなかの苦戦💦
補償金をあげる代わりに、訴訟は
起こさない約束/訴訟大国アメリカ
ならではなのかなと。
要は、悲しみに寄り添う為ではなく
その『目的』が見えてしまったので
遺族の怒りに触れてしまったのかも。
「補償金は非課税だしお得ですよ」
なんて言われたら、まぁカチンと
くるよね。
何の為に、無償で特別管理人を
引き受けたんだか?その目的は?
に気づけたのは素晴らしいと思う。
そもそも、故人の命に対して値段を
つけるというよりは 残された者に対して
値段をつける=生活に困窮して死んで
しまわないようにする。
だから、赤ちゃんも大人も全員一律で
○○円とはいかないだけで
それを『悲しみは全員平等!』と主張
されるのは論点ズレてる気もした。
平等とは?……難しいね。
勉強になりました。