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ストロベリー・マンションのnoborushのレビュー・感想・評価

ストロベリー・マンション(2021年製作の映画)
2.5
Strawberry Mansion 2021年作品
5/10
ケンタッカー・オードリー監督脚本
アルバート・バーニー監督脚本
ケンタッカー・オードリー アルバート・バーニー
夢が政府の課税対象になった世界で、アーティストである老婦人の
ところに税務署職員である主人公は監査に行き、彼女の夢を機械
を使ってチェックする。
夢の中で若い彼女に恋をする主人公。
監査をしている中で、夢が意図的に操作されているという陰謀を
彼女は主人公に打ち明ける。
まず夢の表現が大人がみるとは思えないようなキッチュな世界で、
ファンタジーと言ったらそれまでだが、人を選ぶと思う。
また、夢における陰謀についても冒頭からすでにおかしいので、
てっきり主人公は陰謀を知っているかと思っていたら、
そうではないので悪い意味で驚いた。
陰謀の黒幕も、全く知的には見えない。
途中から老婦人の夢の世界と主人公の夢が曖昧になっていて、
その理由付けが十分出来ていないのでは。
夢の中の人物は主人公の考える人物で本人ではないのではないか
ラストに主人公のこれからの生き方に生産性を感じなかった。
ファンタジーは多くの場合いいわけとして使われていると思う。
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