Mitsuki

世界は僕らに気づかないのMitsukiのネタバレレビュー・内容・結末

世界は僕らに気づかない(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


ハーフ、いじめ、マイノリティ、片親、低所得etc...じゅんご君背負いすぎ!なんて思うけどまさに「世界は僕らに気づかない」で。私が知らない世界が絶対にある。

じゃあ自分は?と考えた時に当てはまる節もたくさんあった。でもそれをわざわざここに書く必要も無いし言ったところで同情も共感も要らないんだよなぁ

理解して寄り添って欲しい。ただそれだけな気がする。

英題「Angry Son」って?どういう意味なんだろう?と思っていたけど見たら納得。めっちゃ怒ってたな!!!笑

パワフルなマミーの怒りとじゅんご君の怒りがぶつかってた💥そこに森下さんが緩急つけるという(笑)

問題盛り込み過ぎてるのが逆にじゅんご君の思春期かつ大人になりきれない年齢、精神の複雑さと合ってたなと。

一人で解決してやる!マミーなんか要らねえ!とかいって結局ちゃんと一緒に家で生活してるし。(笑)やっぱりまだまだ一人ではどうにもならないのだよ、青年…と。

でもそんなじゅんご君が大人になって恋人とも親ともちゃんとケリ付けてあの選択をしたのは本当に感動した。この映画は結局一人の青年の成長譚。

マイノリティやハーフの問題も多少はあるけど、やっぱりどっかで受け入れて進むしかないねん。

あと森下さんも父親として成長しましたな(笑)ゴモゴモ…まかせろっ…!!←可愛い

気になったのは、アセクシャルの子…

私はあんまりああいう感じの流れになるの好きじゃないなぁ、、、私は性行為に興味は無いけど子供は欲しいし家族は欲しい!みたいな事言ってたけどうーーーん。言われた彼はノリノリだったけど、それじゅんご君的にどうなん?じゅんご君は彼と2人で二人三脚で生きたくないの??どうせなんか問題起きた時にあんたの子だよ?!とか絶対言ってくるよ、、、??

私も旦那要らないから子供欲しいとは思うけど、カップルでもう成立してる人にわざわざ頼まないよそんな事。今の時代いくらだって他の方法あんだからさ…わたしにはファッションマイノリティにしか見えなかった。

っていうこともあるからセクシャルマイノリティってガチでめんどくさいね〜って話。自分も含めて。。
Mitsuki

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