現在のコロナ禍の状況を上手に利用した設定だったり、役者や監督自身の経験ないしは趣味を活かした物語の内容だったりが、とてもナチュラルで誰にでも受け入れやすいものになっていたな、という印象。
こういう監督自身などの身の回りにある設定の場合、下手をすると独りよがりになってしまい、他人から見ると退屈だったり理解不能だったりする事が多々ある。それを見事に回避していた要素は色々あると思いますが、登場人物がみんな魅力的だったところが大きな要素かと。登場人物の会話を聞いていると、監督が人間観察が上手なこともよく分かった。
特に、伊藤沙莉ちゃんがハマり役でした。ステキ。
また、監督は本作品の上映初日に誕生日だったということで、おめでとうございます。たぶん、観客賞は貴方のものです。知らんけど(笑)
2021.11.8 追記
ということで、観客賞の受賞、おめでとうございます!審査委員長が誤解してこの作品の批評をしていましたが、気にせずこれからも頑張って下さい(笑)