きっかけはクリープハイプの
ナイトオンザプラネットから。
回想を逆再生!的な見せ方なので、
それを理解してからは
日常ルーティーンやら部屋の状況などから
いろんな痕跡を見つけては
描かれてない前後1年に勝手に思いを巡らせ、
心がぐわ〜〜〜っとなる。(語彙力)
そこまで直接的に語られないからこそ、
自分自身に落とし込みやすい巧みな演出。
なにより、キャストがとてもよかった!
池松壮亮の話し方のトーン、
物腰柔らかで大好きだなぁ。
伊藤沙莉の素直でユーモアもありつつ
アンニュイな雰囲気素敵だなぁ。
対極なようで、なんともバランスのいい二人。
滲み出る空気感にしみじみするシーン多数。
この雰囲気を醸し出せるのは
二人の「声」がめちゃくちゃ良いからか。
あと屋敷さんがそのまんますぎて笑えたけど
もっと好きになりました。笑
あと、街フェチなので
夜の東京の街がタクシーの窓から
いっぱい見られてにんまりでした。
同じ日々の繰り返しで何もないようで、
でも本当はいろんなことが起きている。
日常って実はドラマチック。
とても好きなタイプの映画でした!