冒頭でのナイトオンザプラネットへの画面の切替がすごく良かったんだけど、最後までみて、この作品はオマージュと言えるのか？と思ってしまった。ジャームッシュの作品の本質みたいなものを全く無視して記号的に用い、ありきたりな(ありきたりであることは良いと思うけど)感傷を重ねているけど、やはりジャームッシュの作品は強すぎるから全然マッチしてないし、たとえツールとして利用してるだけにしてもうまく作用してると思えず腑に落ちなかった。そんなら部屋にポスター貼ってあるのが見切れるくらいのかんじでよかったのでは？
出演者は皆とても良かったけど、それでもタクシー運転手の演出にリアリティが欠けているように感じて特に刺さらなかった。
