昔は大切にしていたけれど
今はもう開けることもなく
机の奥にしまい込んでた宝箱を
無理矢理こじ開けられた感覚。
最初に終わりを突きつけられるからこそ
誕生日を軸に徐々に時間軸が遡って
関係性が変わっていくのが何とも切ない。
何より主演の2人の演技が生々しすぎる。
誰しも持っている忘れられない記憶を
呼び起こすトリガーになる作品です。
全部知った上でまた最初から観たくなる。
「なんでも自分で考えて自分で決めようとする。
私のためじゃなくて自分のため。」
って、分かるなぁ。
過去に執着せず、忘れもせず
過去の地続きに今があることを忘れずに生きたい。
リアルなララランドって感じの作品。
P.S. 邦画のエモ系映画って必ず
成田凌を出さなきゃいけないのかって
疑うくらい高頻度で出てくるよね。笑