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ちょっと思い出しただけのsolのネタバレレビュー・内容・結末

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画観ながら「ちょっと思い出せた」。

はじまりは「あ〜、皆マスク外してイチャイチャ意味ないじゃん」から、過去を遡るとマスクなんてしてないであんなに喋れたんだよな。ていう時代背景が何ともいえず、、リアル。
この過去に遡るストーリーって、あまり見慣れておらず何回も時計カレンダーが出てくるんだけど、え、いまはどの時点?と脳が追いつかなかった。

とりあえず、池松壮亮がどこからか道端のお地蔵さんに手を合わせるようになってた。足を怪我してから?ああ、もう一度みたい。とにかく池松壮亮がかっこ良すぎてずっと見ていられる。そんで伊藤沙莉はぱっと見明るい系だから、アンニュイな彼と合うのか?と思いきやめちゃ自然だった。ふたりが出会った日の「ボルダリングしてます」のところとか、必死に雨の中他人の奥さんを探す健気さとかかわいすぎ! タクシー客も十人十色で、酔っ払いに絡まれる世の中の運転手さん方に敬服せざるを得ない。とくに女性ドライバーさん。

映画館以外でも動画でまた観ると思う。バーのマスターの話とか奥深すぎてもう一度聞きたい。「愛って便利すぎません?」の表現わかりやすい。共感。

車内で「ぜんぜん連絡くれないし、独りで抱えて勝手に決めて」「トリキ、トリキばっかじゃん」とか自分がいつも言われてる言葉過ぎて笑えた。私が男だったら池松壮亮になれるだろう(それはない)。今日は館内トイレで傘置き忘れ、紛失。でもその後のケバブは美味しかった。
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