ラム

ちょっと思い出しただけのラムのネタバレレビュー・内容・結末

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

すき。この感じ。
始まりから終わりまで消えない切なさ。
掛け違えたまま過ぎていく時間。
もう元には戻れないし、
どうしようもないんだけど。

段々と2人の出逢った時間に戻りながら
話が進んでいくの、新鮮だった。

甘酸っぱくて
切なくて
すごく自然体で
そんな2人の過ごす時間が
観てて心地よかった。
でもずっと切ないんよね。

最後のシーン、ようちゃんの
現在の暮らしが出てて
それを見て、より一層切なさが増した。

ちょっと思い出しただけ。

あの時2人で行ったカフェ
どこかで見かけたことある顔
2人で聞いた音楽
好きだった映画。
ふとした瞬間に思い出す
懐かしくて甘酸っぱい記憶。

誕生日に出逢った二人。
これからも誕生日を一人祝う
ようちゃんと、てるおくん。

時が過ぎても、自分に新しい人が出来ても
やっぱり
ちょっと思い出しちゃうんだよな。
大切な思い出なんだよなぁ。

2人の過ごしたレトロモダンなインテリアも好き。
別れてからもずっと続けてる朝のルーティンも好き。

まだまだ観てたかったなぁ。
ラム

ラム