このレビューはネタバレを含みます
タイトル通りちょっと思い出しただけ
この映画は6年間分の彼の誕生日を1年づつ遡っていくよって前情報入れないと混乱すると思う
雰囲気がいいのでエモいという高評価がつくのは理解はできるけど個人的にはそこまでハマれなかった
なんか二人の関係がチグハグなのよ
「言わなくても伝わるものあるでしょ」という彼氏と「言葉にしてくれなきゃわからないよ」という彼女の台詞
元々設定では男女逆だったらしいという他の人のレビューみて自分が感じてた違和感について納得した
やっぱ逆なんだ
照生から葉に対して「早く言ってよ...」と言ってたけど彼女は最初からずっと伝えていたと思う
・考えてること表に出して欲しい
→一番つらい時に2週間連絡しない
・子どもは欲しい
→相談もせずに猫が来た
・来年のプロポーズ楽しみ
→逆プロポーズするも拒否される
彼を追いかけて「つらい、苦しい」と言っていた関係は結局ずっと変わらなかった
「ずっと会話になっていなかったのかもね」ってのは本当にそうで葉が告白した時は無言で抱きしめるだけ、自分が告白する時は一方的に語るだけで確かに会話になってない
クサい台詞でもストレートに言葉で伝えてくれる相手を伴侶に選んだのは彼女にとっては必然だったのかな
照生にとって大切なものの優先順位は
ダンス>自分>彼女
ダンスやめて普通に働いて、たまに料理して休日は遊んで過ごしてってそういう生活にはおそらくまったく興味が無い
ハーのマスターが話してた通りずっと夢を追っていたいし、実際にダンスやめても照明という夢に関わる仕事を続けている
過去の幸せエピソード振り返ってる中でも後々別れに繋がりそうなフラグがこれだけあるとやっぱりどういう展開でも最終的に別れるのは必然なんだろうな