このレビューはネタバレを含みます
やばい。
最初つまんなくて心折れそうだったけど途中から自分の過去の恋愛と重なって一気に惹き込まれた。
別れから出会いを遡るように時系列が戻っていく構成があんまりないような気がして面白い。
あと"花束みたいな恋をした"でも思ったけど会話がリアルで絶妙なニュアンスだね。
一緒にいても寝てる時は会えないねってふざけて言ったら「じゃあ夢で待ち合わせね」なんて当時の彼に言われてたら死ぬほどときめいて絶対友達に惚気てただろうなぁ
別れ間際の悩んだ時間は苦しかったのにたまに思い出すのは、まっすぐに彼を思っていたあの頃の自分がなんか好きだったのと、彼と行く場所が公園でもファミレスでも楽しめたこととか、当たり前に毎日連絡を取り合えた関係性、受け取った愛情、、、
全てが美化されてるとは思うけど、間違いなくもう二度と戻れない特別な時間だったからなんだと思う
なんであんなに好きだったのか分からないくらいもう魅力感じないし、心が満たされない日々は二度と経験したくないけど人生の勉強にはなったな
余裕がある時にしか言えないけど人生良いことばかりじゃつまらないからね
今は心の底からそう思えるくらい自分のことを大切にしてくれる人と出会えてよかったし、大切にされることがこんなにも幸せだと思えるのもあの経験があったからなんだと思う
あとは学生時代クリープめっちゃ聴いて泣きそうになってたのに今はあまり歌詞が心に響かなくなったこと、彼に感謝です笑
