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私は貝になりたいのlalalalabombaのレビュー・感想・評価

私は貝になりたい(2008年製作の映画)
2.5
フランキー堺ではなくSMAPの中居君版、
上官の命令により銃剣をアメリカ人捕虜に刺し死に至らしめたという罪で有罪になった男の話。
「上官の命令は陛下の命令」とか笑えるフレーズが出てきて、あまり真剣に見る雰囲気ではなかった。
裁くのは戦勝国であり,戦争犯罪やりまくりのアメリカ。
戦争という究極のハラスメントに対するアンチテーゼというより、人の言うことを聞くことをよしとしている日本人に対する皮肉と受け取った。
都知事が蜜を避けましょうと言えばその通りにする。偉い学者がマスクをしてワクチン打ちましょうと言えばそうする。その被害に遭ってる人が土佐多くいるにも関わらず六回も七回も打つバカが多い。
戦争反対を叫ぶより都市爆撃や原爆による一般市民の大量殺戮を行った戦争犯罪をこくはつすべきだ。犯罪国アメリカに尻尾を振り続けるポチ日本国。
左翼の様に馬鹿の一つ覚えの様に世界平和を叫ぶより今現在まで連綿と続く日本人の服従心を疑うべき。
ガンジーの様に不服従と非暴力だ。

映画としては泣かせどころをいくつも作って観客を泣かせる演出をしているが、上げとといておとすのはちょっとばかりあざとい気がする。
民主主義を錦の御旗にするのは危険。
民主主義の名の下に今も戦争や理不尽な裁判,犯罪が行われている。

司令官はアメリカの戦争犯罪を訴えて絞首刑を執行されたが、岸信介や正力松太郎のようにCIAからのお誘いはなかったようだ。
戦勝国の大きな力の前では貝の様に海の底に沈んでいるのが最も平和な生き方なのかもしれないが、マグロやカツオの様に海流に乗って人の言うことなど聞かずに自由に大洋を泳ぎ回りたい。

同僚の草彅君はいい役だったね。

エンディングロールのクソジェイポップは勘弁してほしい。
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