赤: 血=生、攻撃、支配
白
黒
徹底した色構成はテーマと深く結びつけており、語るよりも画面で訴えかけてくる映画だと思った。
姉の異常なまでの性、生への拒絶はどこから生まれたのだろうか。妹と語り合えたと一時的安堵するシーンがあるが覆される。本当に欲していたのはアグネスを包むアンナのような聖母に近い愛と受容を欲していたように思う。
少ししかエピソードがないが母親も3姉妹と同じ孤独を感じていたことが負の連鎖になっているのか。
俳優の演技力と画面にて圧倒される。
一度での鑑賞ではここまでしか感想が書けない…情けない。