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叫びとささやきのKEYのレビュー・感想・評価

叫びとささやき(1972年製作の映画)
3.9
とある屋敷で三姉妹とそれぞれの家族、小間使いの間で繰り広げられるヒューマンドラマ。

三姉妹と小間使いの心情を深く描いているのは70年代当時は珍しかっただろうし、現代でもここまでシンプルな構成で作家性と社会派のメッセージ性を兼ね揃えた映画は珍しいのではないかと。

ただ階級制度に馴染みがあまりない現代の若い世代(自分も含めて)にとっては、登場人物の口数が少ないから人物像は掴みづらいし、時代設定もわかりづらいので(一応ネットでは19世紀末と解説されてます)、観ていて少し疲れるかも。(自分は1時間観たところで眠くなってしまい、小休憩挟みました。)
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