破綻した家族関係と母性の不在が描かれているのは今まで観たベルイマンの作品とも通じていた。赤白黒構成された端正な色彩が非常に美しい。欺瞞と無関心に満ちた家族関係の中で唯一母性的な優しさを持っていた召使…
>>続きを読むそんなに見抜かないで 愛おしい手のひらでそっと触れて撫でてほしい 優しくないから涙が出た いつか信じるということを知って諦めて静かに抜け出そう それができないのなら永遠にここから出ないで …
>>続きを読む 正直わけわかめ。というか退屈する。とにかく人物の関係性とかバックボーンを全然説明してくれないし、そこにスローモーな展開が相まって個人的にかなりストレスフルだった。
ただただ女性たちが意味不明な行…
マティスの室内画みたいなお屋敷を舞台にきっつい精神を描く。夢のくだり、本当にびっくりしてしまった。「あなたにとっては夢でも私にとっては違う」!死んだ妹の部屋から出てきたメイドに「お呼びです」と言われ…
>>続きを読む三姉妹の上辺の家族愛が見事に崩れた。
長女のクソ野郎具合が良かった。長女は三女のスキンシップを拒んで、三女を憎いと罵って泣くけど、いざ三女が離れそうになると自分からスキンシップをしてすがりつく。先程…
前半まぁまぁ、中盤いいぞいいぞー、後半おん?という感じ。
兎にも角にも開始早々から全ての印象は鮮烈な真紅に彩られている。
逆に言うと赤いことしか覚えていない。
病床に伏す次女を世話する長女と三女、…
最初見たときはあまりにも退屈で寝てしまい、とにかく画面が赤かったな位しか覚えていなかった。翌日改めて鑑賞してみましたらば、あんな赤い部屋で暮らしていたら精神に異常をきたしてしまわないかな?という、や…
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