アルピニストのかわちんのレビュー・感想・評価

久しぶりにドキュメンタリー映画鑑賞。
登山シーンには度肝を抜かれっぱなし。だって絶壁をスパイダーマンのように張り付いて進んで行く様は自分の知ってる登山じゃない！これが本物のロッククライミングなのね。

氷の滝を鎌のような道具を突き刺しながら登る姿は忍者にしか見えない。

快楽を求めるかのように登る姿は神々しささえ感じられた。こんな知らない世界を感じることが出来るのも映画の醍醐味。

彼の末路は予想通りではあったが、もし彼がひとりで登っていたら山の神も嫉妬せずに彼を独り占めする事はなかっただろう。