フランス初のシリアルキラーの話。1人だけ逃げて助かった被害者がいて、その人物の証言で似顔絵が描かれる。被害者がそっくりだと太鼓判を押した、その似顔絵がなぜか似てなかったんだけど、実は似てたことが後に分かる。それがすごく怖い話だった。
~以下ネタバレ~
犯人は裁判で「やってない」と主張。似顔絵があまり似てなかったし、普段の立ち居振る舞いが凶悪犯には見えなかったから、恐らく弁護士が入れ知恵したんだと思われる。ところが、反対尋問でつい口を滑らせてしまって、焦りから本性を出してしまう。その時の顔が似顔絵そっくり。犯人の変貌を目の当たりにした弁護士は、もう彼を無罪と主張することはできなかった……。