『 帽子はどこ? 』
絶滅収容所から生還したボクサー
ハリー(ヘルツコ)ハフトの物語を
名脇役ベン・フォスターが演じた
ナチもの。
似たような設定の話は結構あり
スルーしてましたが😅
ベンが主演とゆう事で鑑賞。
いや、素晴らしかったよ、ベン。
収容所でゾンビの様に痩せ細り
同胞の屍を積み上げて生き残る
ヘルツコを演じる為に激減量
(28kg)したらしいけど最初の
登場場面がボクサー引退後で
普段は割と細面のベンが凄く
ふっくらしてて驚いた😅
自分の利の為にヘルツコを飼う
シュナイダーがじつにシニカル
で嫌な感じに懐いててねー。
彼との訣別は当然の帰結かと。
収容所時代よりもそれ以降の
ハリーの生涯のほうが詳細に
描かれててマルシアノ陣営の
トレーナーがコッソリハリー
を指導するとかボクシング物
としても盛り上げてました。
試合シーンも、まぁ史実通り
ワンサイドなんだけど😅
ブッ倒されるシーンも見事。
収容所で受けたトラウマに
蝕まれるハリーの苦しみに
はこっちも苦しくなる。
初夜の覗き窓のエピソード😅
収容所の回想もダチのジャン戦
の絶望感ったらない😭
ラストの再会も出来過ぎ感も
ありつつグッときました。
収容所ジョークのオチもバッチリ
決まってました❗️