うわ〜『ブルー・バレンタイン』や〜。
『ブルー〜』は僕の中で〝とても好きだけど二度と観たくない映画〟なのだが、『わたし達は〜』も絶対に意識して作っているだろう。観ていて本当に辛くシンドいけど滅茶苦茶面白かった〜。しかも本家よりもっと短い期間の話で（多分数ヶ月？）、それなのに時間軸弄りまくってても話の交通整理が出来ていてキチンとストーリーが分かるのは普通に凄いと思った。
主演の二人はどっちも良かったけど木竜麻生が凄かった（『菊とギロチン』の人か…言われてみれば確かに）。正直そんなに見かける役者さんじゃ無いけど、まだまだ良い役者さんはいっぱい居るんだね。
藤原季節は正直そんなに器用な役者では無いと思うけど、いつもリアリティー（実在感）が凄いと思う。
唯一気になった点を挙げると、藤原季節が大学生に見えない所で、あれは別に大学生って設定じゃ無くても良かったんじゃないかと思う。
ヒモ気質の劇団主宰者とかでも。
とにかく端役に至るまで登場人物達の実在感が凄くて（ケンカのシーンとか思い当たる事が有り過ぎる…）観ていて本当に辛いけど本当に良い作品だったと思う。
今年一番の拾い物だったので是非観て欲しいです〜。
※メ〜テレ製作の映画って良作が多い。
