タイトルからして、どうせエモを散らかせた映画なんだろうなって思ってたけど、それはそうだったけど、エモ散らかし映画の中でもそれだけで終わらせなかった。(藤原季節がでてたら大体エモが散らかってるイメージある)
大学生の身分において、母親が亡くなる・妊娠発覚という心が滅茶苦茶になる事が起こってるのに、主人公の女の子の取り乱し方が低めだった。自分だったら生きていられないくらいパニックになるだろうから思わず「この子凄…」ってなった。
それがリアルじゃないとか言いたいんじゃなくて、後半のストーリー展開で主人公の女の子が見せた行動がこの子凄い腹が座ってるんだな…(もしくは、まだ現実に直面してないんだな)と思えて、ちゃんとキャラクターを表現できてて良かった。
あと彼氏との喧嘩が凄すぎ、今思えば喧嘩をこんなに長尺で使う?って感じだったけど、実際の喧嘩ってあの10倍くらい時間使うよね。恋人と喧嘩する時の支離滅裂さが現れててよかった。「私も昔これしてたー!」って何度も思いました…。