父の危篤に際し疎遠だった姉弟が故郷で再会し、自分たちの過去と対峙していくヒューマンドラマ。
彼らの物語は想像以上に耐え難く、辛く、哀しい。
変えることのできない過去に人生を翻弄され、打ちのめされそうになりながらも、しっかりと向き合い折り合いをつける。
2人が過ごしてきた時間、失った時間、再び繋がった時間。
そんな時間に思いを馳せると、このドラマが胸に切なく温かく残る。
エースがいい人。
カーラジオから流れるニュースも現代のアメリカにおける問題を感じさせる。
ネイティブアメリカンの生活エリアを侵食する大企業、外来種による生態系の影響…
主演2人の演技も素晴らしい。
