画面に入り込む光がとてもよかった。
夜の人工的な灯りも、まぶしい太陽の光もきれいだった。
左頬に大きなアザがあるアイコの視点で進む恋愛映画。
おそらくほとんどの人が大なり小なりコンプレックスを抱えていると思う。
自分のコンプレックスへの向き合い方も、他人のコンプレックスへの向き合い方も、それほど深く考えて来なかったな、とか、一面的だったな、と気付かされるようなシーンやセリフが多かった。自分にあまりなかった視点に触れた。
終わり方が好き。
自分にかなり刺さった映画でした。
宮沢賢治の『よだかの星』は未読だったけど、短編だったので映画を観た後に読んだ。これも印象に残る小説だった。