ひろゆき

よだかの片想いのひろゆきのレビュー・感想・評価

よだかの片想い(2022年製作の映画)
1.9
銀幕短評(#661)

「よだかの片想い」
2022年、日本。1時間40分。

総合評価 38点

おいおいトコトン支離滅裂だな、つまらんはなしだ。期待をはるかに下回ってきましたね、城定秀夫脚本のこの映画は。あっちのがんばりだの こっちの成長だの、いいたいことは だいたいすくいあげられますが、メッセージとして弱すぎる。演出もしょぼい。しょぼいという日本語も、ひさしぶりに思い出して使いましたよ。結果の印象としては、独善、弛緩、無味、浅薄、冗長、など、その波状攻撃。ちょっと時間の使い方をまちがえましたね。人生やりなおしたいな。

「いとみち」のひとですよね、あの男のひと。ひどく鼻づまりの話し声の。おんなに媚びるようなべたべたした目線と声。はっきりニガテです。彼が演じる登場人物、うさんくさいですね。初対面シーンから終始ずっとうさんくさい。裏があるのが見え見えだ。それとも単なるわたしのやっかみかな。「いとみち」でもうさんくさかったからなあ。まあいずれにせよ、かれらの場合、くびをつっこみたくなるようなオモシロ恋愛ばなしではなかった。これ以上書くのも時間のむだなので、撤収とします。

顔の右半分とアザのある左半分との非対称について、それは「ブリグズビー・ベア」で書きました。わたしの顔の左半分にはこころがないと。どうしてだったかな。
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