きりん

マードレス 闇に潜む声のきりんのレビュー・感想・評価

マードレス 闇に潜む声(2021年製作の映画)
2.4
«Welcome to the Blumhouse»と名付けられた製作会社ブラムハウスとAmazonStudiosがタッグを組んで配信された8作品のうちの一つ。家族と愛を取り巻く贖罪的・破壊的な題材を共通のテーマとしている作品群。
8作品のうちの7作目『マードレス 闇に潜む声』

舞台は1970年代。一人目の出産を控えたメキシコ系アメリカ人夫婦がカリフォルニアの農場へと引っ越してくる。ところがそこでは奇妙な現象や幻覚など恐ろしい出来事が次々と起こり始める……

“人が悪を行うのに超自然的な力はいらない”


冒頭 事実に着想を得て製作されたことと最後に実際の写真と説明が流れるが本当に起きたことだとするとかなり恐ろしい😱

気味の悪いオルゴール
吊るされた目玉
幻覚として見える赤いドレスの女性

この街で何が起きてるのか真相を探ろうと妻ディアナ(アリアナ・ゲラ)が奔走する展開に。
また周りがスペイン語で話すなか言葉が分からない疎外感で苛まれる💦

農薬汚染問題と呪術師みたいなおばちゃんが絡んで来ることから真相はどっちなんだい的展開に固唾を呑んで見守るも……そっちかーい🤣🤣🤣🤣🤣そっちっていうのも変なぐらい関係ない大外からまくってきたよ笑笑

ホラー要素を押し出してるせいか本来訴えたいメッセージが全然伝わって来なかった💦ホラーなくて真っ向からこの問題にぶつかっても良かったんじゃないかと思う。事実こそホラーなんだから。

歴史を振り返るとこんな恐ろしいことがあったんだよという意味では知れたので、意義はあるのかも知れないがノイズが多すぎて💦恐ろしい事実ではあるが、酷いねぐらいにしかならなかったのが本音🙄

ちなみに夫ベトがどっかで見たことある人だなぁとずっと思ってたけど『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でヴィラン役したテノッチ・ウエルタだったわ🪶
きりん

きりん