せーのん

ザ・ドーターのせーのんのレビュー・感想・評価

ザ・ドーター(2021年製作の映画)
3.7
第34回東京国際映画祭 コンペティション部門
少年犯罪者の更生施設に住む少女イレーネが妊娠し、施設の教師ハビエルとその妻アデルは、人目を避けて出産できるようにイレーネと山小屋で共同生活を始める。

序盤は、淡々と物語が進み少々退屈に感じる部分がありつつも、番犬や猟銃が出てくるあたりからただでは済みそうもない予感が伝わってきます。
中盤、イレーネの恋人が登場してきてからのシーンから徐々に緊迫した雰囲気になり最後までハラハラドキドキな感じでした。
子供を巡っての物語終盤の展開がなかなか面白かったです。
イレーネの少女から母親へ変貌していく演技も力強くて良かったです。
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