TVシリーズ機動戦士ガンダム全43話のうちこれは1話完結の独立した第15話の映画化。
第15話は物語の本筋から外れたまさに閑話休題のような話で多くのガンダムファンも記憶の彼方にあるかないかというような話だった。はずであった。
しかしこれが後に大BuZZりする。
閑話休題で気が抜けていたのかこの第15話だけモビルスーツの絵が大きく崩れてるのである。ガンダムもとっても間抜けに描かれてたしザクも大マヌケ！これがいわゆる作画崩壊と言われるものであり大っきいお友達と悪ノリが大好きなネット民の間で大きな話題となった。
それからまた何年もの時を経てこの話の映画化が発表された。本作である。
作画崩壊の話は発信側にとっては黒歴史として葬り去りたいところを敢えて発信側が黒歴史と向き合った。
これに大っきいお友達とネット民が歓喜の声をあげた！
この話をリメイクするのは良いがあの作画崩壊はどうするんだ！？
あの変なザクは！？
あの変なザクは変なままですよ、旦那！
おたくも好きですねぇ、うへへへってなもんである。
島に取り残された兵士が、痛んだザクをDIYで修繕してなんとか動けるようにした結果あのマヌケザクが出来たという事にしました！
うおー！公式のパワープレイ！後付け設定キター！作画崩壊の言い訳としては苦しすぎるけどネット民の声が公式に届いていたのだ！！！咽び泣くオタクたち！
映画は爽やか、コミカル、ほのぼのでかわいかった。1st世代もほっこりであった。
