【二者択一】
選択肢の数だけ並行世界がある。
では、選ばなかった先はどうなっていたのだろうか。
そして、そこと行き来してしまったら。
このアイデアをどれだけ膨らませていけるのか。
それは、まさにSFだ。
『僕が愛したすべての君へ』(略称、僕愛)は、『君を愛したひとりの僕へ』(略称、君愛)よりも、SF要素を強く感じた。
あれ?この場面、まだ変化させないの?
と思わせての大転換。
この心地良さは、良質のSFに出会えたときに味わえる最高の瞬間。
そして、未来へ希望を持たせるラスト。
いやぁ、君愛→僕愛の順番に観て良かった。
ネタバレ編をコメント欄に投下しました。