ほーく

僕が愛したすべての君へのほーくのレビュー・感想・評価

僕が愛したすべての君へ(2022年製作の映画)
4.4
【二者択一】

選択肢の数だけ並行世界がある。
では、選ばなかった先はどうなっていたのだろうか。
そして、そこと行き来してしまったら。

このアイデアをどれだけ膨らませていけるのか。

それは、まさにSFだ。

『僕が愛したすべての君へ』(略称、僕愛)は、『君を愛したひとりの僕へ』(略称、君愛)よりも、SF要素を強く感じた。

あれ?この場面、まだ変化させないの?
と思わせての大転換。

この心地良さは、良質のSFに出会えたときに味わえる最高の瞬間。

そして、未来へ希望を持たせるラスト。

いやぁ、君愛→僕愛の順番に観て良かった。

ネタバレ編をコメント欄に投下しました。
ほーく

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