カーズWSA

ベスト・セラーズ/小説家との旅路のカーズWSAのレビュー・感想・評価

4.0
元々超夜型人間でいつも3時から4時頃に寝てるんですが、朝起きる時間は決まってるのである日限界が来ます。
そうすると家着いて即寝してしまう日があって、翌日3時から4時頃に目が覚める。

今朝4時に起きたら、歯列矯正のワイヤーが痛くて眠れなかった長男が一緒に起きてきて、今日はひとりでゆっくり映画観たい気分だったので子供(つってももう中1ですが)向きじゃなさそうなこれを選びました。つまんねえ、ってもっかいフトン戻るかな、って思って。


オーブリープラザ。
オペレーションフォーチュンのいい女風がビミョウだったけど、スコットピルグリムのヤな女風が気に入ったので気になってました。

そのスコットピルグリムでバタバタしてたエレンウォンも出てました。
そしてマイケルケインが偏屈じいさん作家役、ということでそれなりに興味のあったこの映画。
ちなみにこのエレンウォンはかわいらしかったです。

新作を世の中に売り込む偏屈作家マイケルケインと編集&出版のオーブリー。
ふたりの交流を描いたお話。偏屈じじいの突拍子もない行動言動で図らずも話題になっちゃったり。

本でも映画でも漫画でも音楽でもなんでも、あるひとつの作品をどう解釈するかは見る人に委ねられてて、その解釈は見る人の勝手です。どう楽しもうと勝手だろ。バッドエンドかハッピーエンドか。

でもそれでも作った側には意図があって、作品を見た人の解釈が作者と同じだったとき、作者はきっとものすごく嬉しいでしょう。

その瞬間の表情がたまらん。マイケルケイン。え?わかってんじゃん、という顔。

そして編集の大変さ。もちろん元が良い悪いは重要だと思いますが、それをうまく活かすのもとっても大事なことでしょう。どう世間に伝わるか。

一応、気にはなってた冒頭の描写が最後に回収されて、ルックアップから階段で、もしや、そして、ああやっぱり、って。


結局最後まで一緒に観てた長男がニヤリとしながら、ああ繋がった、とつぶやいて、途中はつまんなかったけど結構おもしろいじゃん、と言ったので長男の分を0.5乗っけて4てんあげます。
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