自宅にいた黒人男性が様子を見に来た警察に射殺される実話。
そもそも恐ろしい話だけどつい最近2011年の話というのが余計に。
男性は精神障害を患っていたそうだけど、少なくとも作中ではそれにより何か無理な抵抗をする様子もなく、警察から受ける仕打ちはただただ可哀想。
観た後に映画について少し調べたところ、Wikipediaの当該記事は日本語訳がないくらいには全然注目されていなかった様子。
とりあえず翻訳機にかけて読んだ限りは展開に大きな乖離はなさそう。
途中、格子越しにはっきり室内が見えていそうで、むしろなぜ他の人たちはそこから攻めなかったのか とか細かいところがよくわからないけど、重要なのは実際の時間経過と同じくらいの上映時間というところで、追体験風なんだと思う。
スリラーにカテゴライズされているけど、元の話を知らないあまりいつ反撃に出るのかという変なスリル?があった。
その後の話も含め虚無感が襲うキツめの内容で、とりあえず観られてよかった。
2023/10/10 新宿シネマカリテ/スクリーン2