れん晴

劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編のれん晴のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

テレビアニメやってるはずなのに、OVAとかやってるはずなのに、アニメや漫画作品を初めて映像化するかのような丁寧さを感じた。

テレビアニメでは、リムルが強すぎでテンペストの最終手段って感じがあってリムルの戦闘シーンってあまりなかったりするけど、全員が平等に活躍する。あっという間に決着がつかない相手ってこともあるからか、戦闘シーンが長くて丁寧。王道のアクションアニメに比べるとワクワク感やハラハラ感はあまりないし、展開が少し見える気もするけど、逆になんの技が出てくるんだろうとかは予測ができない分、違う楽しみ方ができた。


テレビアニメ第2期で仲間が死ぬって展開がツラすぎて見てられないって思ってた。でも、その出来事があったからこその強さを手に入れて今後に繋がる展開だったから、あって良かったと思った部分もある中で、本作は誰かが死んでしまうみたいな悲しい結末じゃないのがいいのか悪いのか分からなくて複雑な気持ちになった。まさか2人とも生き返るとは……しかも思ったより簡単にサラッと……。

思ってもいなかったから、オチは面白かったな。よく考えたら、そうなるよね〜…。ってオチだけど、本編のストーリー展開とか戦闘シーンとか見せられると存在すら忘れてた(笑)

全体が描かれていてテンポも良くて見やすかったけど、所々詳しく丁寧に…所々サラッと流す感じに。って感じで感激するところと、ん?と感じるところがある。
それがいいのか悪いのかは、ハッキリとは言えない。そのインパクトができるからいいとも思えるし、サラッとすぎて物足りなさも感じたりするから、もう少しじっくり観てみたい気もする。
れん晴

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