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すべての些細な事柄のappleのレビュー・感想・評価

すべての些細な事柄(1996年製作の映画)
3.9
とある診療所での劇の練習から本番までのドキュメンタリー。精神病棟ということは強調せずに彼らの日常を映す。なので出てくる人全員が自然で、監督と対話するシーンもインタビューではなくてあくまでも会話。
楽しいところもあったが、決してそれだけではないという事も伝わってきた。
風の音、鳥の音、笑い声。

社会のせいで病気になった。社会を許せないが、回復したのも社会のおかげであるという言葉

「撮影は好きだ
顔をしかめちゃった
このマイクに全て奪われた
全て奪われた僕には何が残る」
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