これまた漫画原作の実写化作品のようだけど原作未読、その存在自体知らなかった。なのに本作を手に取ったのは予告編で興味を持ったから。
終末に向けて人類の救世主たるべく心身を鍛錬し超人といえるまでになった主人公たちだが、想定された時期(1999年)から20年経っても終末はやって来なかった。さぁ何事も起きない現代社会の中で超人たちは…って物語。
以上のざっくりしたあらすじ以外一切前情報を入れずに観たのだけど、ちょっとイメージ違ったなぁ。最初からギャグなのは分かってたけど、まさか最後までラブコメ一本槍とは思わなかった。
劇中のギャグもかなり上滑りで、正直、結構寒い。
これ劇場で観たらと思うとさらにゾッとする。役者さん達が真面目に演じているのが多少救いか。
あとキャスティング、原作のキャラ設定も知らないのでどの程度の再現度なのか分からないが、見た目はさておき年齢設定は合ってるのだろうか。
視聴者の立場からすれば、演じている役者さん個々の年齢を知っているので、ヒロインに夢中になるおじさん達にちょっと気持ち悪さを感じた(そこらのギャップ感もギャグ?)。
エンドロールで原作のカットが挿入され、キャラもストーリーも原作にかなり忠実に実写化されてたんだって知って、ちょっと驚いた。