デオウのCM然り、もはやブランドと化した伊藤英明の肉体美と何故かセットになる笑いの領域。嘘っぽい筋肉ではなく単純にいい肉体を披露してくれる英明。悪の教典のチョイ出しのシャワーシーンとデオウのCMが被ってひとりツボっていた時のことを思い出してくれる突き抜けてバカな映画。
原作漫画の情報は一切なし、共演情報も一切なしの状態で伊藤英明がアホな役をやるという一点で鑑賞。という割には映画館で予告編を観て随分経った…腰を据えて見るものでもないので氷結かたてにを鑑賞したぐらいの具合の感想です。
終末に備えた戦士たちに終末は訪れず、それぞれの青春を取り戻していくという話の割には師範は夜の街の話を中心に色恋の話しかしていない。
若い女の子に告るだのなんだのってね…実際、オジサンたちの頭の中はいくつになってもこんなもんじゃないですかね、ほんとのところ。
そんなオジサン俳優たちが突き抜けた役柄を頑張ってる割には楽しそうなのが良いです。
原作の再現度はわからないが、なんとなく映画一本見る気力がないけどなんか観たいな的な時にこれくらいの脱力感はちょうどいいのではないでしょうか。
とかいいなが終末はやってくる。このラストは…どうなんでしょ。
