よーだ育休中

KAPPEI カッペイのよーだ育休中のレビュー・感想・評価

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)
3.0
ノストラダムスにより予言された世紀末に備え、人知れず殺人拳《無戒殺風拳》の修練に明け暮れる少年たちが居た。しかし、予言された1999年7月を過ぎても終末は訪れない。23年の時を経て、ついに師匠が解散を宣言。《終末の戦士たち》が平和な現代社会へと解き放たれる。


◆ Youはshock!!!

原作ギャグ漫画を実写映画化。世紀末が来ると信じて幼少期から厳しい修練に明け暮れた青年たちが、突然現代社会に放り込まれた事によるギャップを描いたコメディ。

世間と隔絶されて育てられた上に、師匠(古田 新太)から事実を歪曲して伝えられてきた事で、終末の戦士たちは出で立ちも発言も風変わり。師匠から聞かされていた世間とのギャッブにshock!!!を受けた戦士たち。真面目にレビューする事が阿呆らしくなるくらいにくだらない作品でした。(褒め言葉)


◆ Youはshock!!!

青年向け漫画が原作の様で、アダルトなギャグも込み。不覚にも小学一年生の息子と観てしまいましたが、全く問題なし(ガンスルー)でした。安堵。伊藤 英明が扮する主人公カッペイの変顔や、「俺は終末の戦士!」というフレーズが面白かったようでケラケラ笑っていました。

終末論をマジに受け止めて、青春時代を棒に振ってしまったオッサンたち。「予言された世紀末が来ませんでしたー」っていう設定も面白かったですが、ひょんな事から仲良くなった大学生たちと青春するという物語も面白かった。ゆる〜い大学生ノリと、浮世離れした終末の戦士たちの組み合わせは良かったです。

終末の(童○)戦士たちの初恋、甘酸っぱさの欠片もなくコメディに振り切れていて良かったです。愛をとりもどせ!(適当)