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サムワン・インサイドのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

サムワン・インサイド(2021年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

2021/11/23鑑賞。48点。

〈見所〉
・ナチスの銃でマリファナ

〈あらすじ・ネタバレあり〉
オズボーン高校アメフト部のいじめっ子・ジャクソンが一人で家で眠ってると、何者かが侵入してくる。
侵入に気づいたジャクソンは武器を持って家の中を見回るが、侵入者に背後を取られ、アキレス腱を切断された後滅多刺しとなる。
侵入者はジャクソンのマスクを被っていた。

直後、ジャクソンが同じアメフト部でゲイのケイレブを、何度も殴る動画が街中に拡散される。

主人公・マカニは決して一軍とは言えない高校生だが、良い友人に恵まれている。
疎外感を抱える金持ち農家の息子ザック(G~Eazyに似てる)、NASAを目指すダービー、皮肉屋のアレックス、内気なロドリゴ。
マカニは周囲に隠しながら、副保安官の弟でソシオパス疑惑のあるオリーと付き合っている。
マカニはもう一つ秘密を抱えている。転校前の高校で、上級生に強いられて友人・ジャズミンと喧嘩をさせられた。その際、ジャズミンに大火傷を負わせてしまったのだ。

ジャクソン殺害から数日が経ち、生徒会長・ケイティが教会で殺される。
犯人は今回の犯行で、ケイティのマスクを被っていた。
ケイティは、ダービーの抱える性同一性障害をテーマに大学進学用のエッセイを作り、それを敢えてカフェテリアで読むと言う嫌がらせをやったことがある。つまり、表向きはリベラルだが実際は性差別主義者。

ケイティの死体は教会の中で晒し者となり、ヘイトスピーチを記録したPodcastが配信される。

ケイティ殺しによって連続殺人に発展。
【犯人は秘密を抱える人間を標的にし、犯行時は被害者の顔に似せたマスクを被る】という噂が広がる。

保安官が学生たちを取調べ、48時間の外出自粛を命じる。
そんな中、ザックが父親不在の自宅で【秘密を語るパーティー】を開催。アレックスとロドリゴは互いに好意を持っていることを告白し、セックスする。
パーティーに出席した高校生たちの携帯に、【ロドリゴは鎮痛剤の服用がやめられないジャンキー】と一斉にショートメールが届く。
パーティー会場は停電となり、ロドリゴはテーザー銃で撃たれ、首を切り裂かれて殺される。

転校前の友人に大火傷を負わせたことを、オリーに知られしまうマカニ。2人は喧嘩になり、マカニはウーバーを使って1人で帰宅。
自宅に1人でいたところ、自分のマスクを被った連続殺人鬼に襲われる。
アレックスがマカニを訪ねたことで、殺人鬼はマスクを脱ぎ捨ててマカニにとどめを刺すことなく逃亡。
マカニの秘密は町中に暴露されるが、友人たちはマカニのそばにいることを決める。そして、マカニの秘密を唯一知っていたオリーが、連続殺人鬼として逮捕される。

1週間後。
オリーは証拠不十分で釈放される。
ザックの父親・サンフォードが開催するトウモロコシ祭に行く途中、マカニはケイレブのマスクをつけた連続殺人鬼を見つける。
マカ二の嫌な予感は的中。ケイレブは、連続殺人鬼に背中からナイフを一突きされる。現場を目撃したマカニはショックから放心状態となり、連続殺人鬼は凶器のナイフをマカニに握らせて姿を消す。
その後、マカニに駆け寄ったオリーが介抱する。

次に連続殺人鬼は、祭の会場であるトウモロコシ畑に放火。
ザックが父親を救うためトウモロコシ畑に向かったと知ったマカニは、オリーや友人たちと2人を救いに行く。

マカニとオリーがトウモロコシ畑の奥に進んでいくと、連続殺人鬼がナイフでサンフォードを殺害する場面に遭遇。
連続殺人鬼の正体はザックだった。
豊富な資金力でオズボーンの土地を買い占めていったサンフォードは町の嫌われ者で、その息子であることがザックにはコンプレックスだった。どこに行っても【サンフォードの息子】と蔑まれ、後ろ指を刺されることがザックには耐え難く、その怒りや不満が今回の犯行につながった。
要は【自分はサンフォードの息子であることを隠せないのに、隠し事してる奴らが憎い】的な。

ザックはオリーの腹を刺して、マカニを町で起こった殺人の犯人に仕立てようとする。だが、オリーが兄から盗んだテーザー銃でザックを撃ち、怯んだ隙にマカニが刺し殺す。

町は平穏を取り戻し(オチあっさり過ぎだろ…)、マカニらは卒業する。
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