このレビューはネタバレを含みます
これは……パク・チャヌク版「ルナシー」!!
エログロを相当抑えた代わりにKAWAIIに振り切ったパク・チャヌクというのはどんなもんだろうかとやや不安混じりに見たものの、最初から最後までハイパーかわいかった。いやーJSAや復讐三部作と比べても引けを取らない名作だと思いましたよ私は…
どれが患者にとっての現実でどれが客観的な現実なのかというのは画面がひたすらかわいいので全く気にならず、それだけでも大満足なんだけど、イルスンのヨングンへの思いはヨングンの同情心を盗んだからこそであってそれがなかなか切なくて良い感じ。
「今回は大丈夫でも次また壊れたら?」「出張修理に行くよ!保証期間は一生!」のやりとりはちょっと泣きそうになっちゃった。
ただまあ病院による電気ショックはやめようね。