茶柱、茶菓子、LINEの通知といった細かい演出が粋。またミニバンやちょっとおしゃれな原付きなど、乗り物のセンスが良かった。
最近流行りの疑似家族モノだが、ストーリー展開も中盤まではあるあるで進んでいきつつ終盤他とは違った崩壊を見せるのも面白かった。終盤、疑似家族の限界、人間の本性や残酷さを表してて好き。ところどころ違和感が残る発言や状況があったが、その違和感を覚える部分こそがとても大切で本質なのだと思った。
映像は全然ダメだった。バストショット〜フルショットばかりでメリハリがない上にずっと手持ち撮影で、PC画面でも見やすい映像だった。スクリーンの大画面で見ると胸焼けする。
舞台挨拶で17人もの方が来てくださり、とても楽しい挨拶だった。質疑応答タイムがあれば、高齢者には実際に演じて気づいたこと、若手と監督には(体験したことのない高齢者風俗を描く上で)苦労した部分など聞きたかった。
入場時にお土産が配られてて、お茶かと思ったけど後で見たらコーヒーだったんだけど、、、