タカシサトウ

猫は逃げたのタカシサトウのネタバレレビュー・内容・結末

猫は逃げた(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

 不倫がきっかけて、別れることになる夫婦:亜子(山本奈衣瑠)と広重(毎熊克哉)が、お互いの不倫相手:俊也(井之脇海)と真実子(手島実優)の二人を巻き込んで、飼っている猫が居なくなり、それを探すことで、元に戻りそうに、という話。

 亜子と広重が、離婚届を作っているのに、仲が悪くなさそうなのは、本当は別れたくないからか。お互い、逃げた猫が好きだったから、というので、こうなるのも、まあ悪くないかも。

 猫をきっかけに4人が集まり、言い合いになる所がメイン、それぞれの思いが微妙にズレているのが、明らかになるのがなかなかかも。

 「愛なのに」とのツインの企画だそうだが、こちらは、今泉力哉が監督で、脚本が今泉力哉と城定秀夫。どちらかと言えば、私はこちらの方が、酷くなく、ありそうなので好きだった(2023.10.16)。