記録用

雨を告げる漂流団地の記録用のネタバレレビュー・内容・結末

雨を告げる漂流団地(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

もうすぐ取り壊されてしまう団地に一緒に住んでいた小学生の航祐と夏芽は少し気まずい雰囲気。

夏休み、航祐は友達と幽霊が出るという噂を確かめに団地に探検に。団地に居たのは幽霊ではなく夏芽だった。
夏芽は皆が知らないのっぽくんと一緒にここでキャンプをしていたという。
突然降り出した大雨に、航祐と夏芽と仲間たち、そして謎の少年のっぽくんを乗せて、団地を船にいきなり海に漂流していた。

友情、家族愛に関して幼いながらも悩み迷ってる姿が映画を通して伝わる。

以下ネタバレ&考察▼
建物が擬人化しており、そこに住む人や訪れる人たちに愛情を持っている。
のっぽくんはお爺ちゃんだと思ったけれど違ったのが逆に衝撃。

漂流したというよりは建物が三途の川を渡っていたのかなって思う。
航祐達はたまたまそのタイミングに巻き込まれてしまった。って考えると航祐と夏芽以外の友情がすごい。

最後にきちんとのっぽくんが天国につけたのは航祐達のお陰かな。
嵐はそこに行き着くまでののっぽくんの心の整理だったのだろうか。

夏芽が最初落ちるシーンや、結構怪我するシーン、右目を瞑ることが多かったので何かのフラグかな?って思ったんだけど、特に理由は無かったのかな?気持ちの悩みが身体の描写に現れたのだろうか。
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