このレビューはネタバレを含みます
友達と協力して元の世界に戻る。
サバイバルしながら、こうすけとなつめはお互いに思っていたことを話したり、尊い友達であることを認識して仲が戻る。
あまり観た後よくない印象だったので、厳し目になってしまうよ。
れいなは、とてもうるさい子だなぁ。大抵サバイバルしてるうちに友達のことを思いやる気持ちが芽生えて、実はいいやつやったな!ってのが王道なのに、そうではない。サバイバルにはいてほしくないタイプである。
そして、なつめ。
この子は過去に離婚があったとは言え、心配してくれるお母さんがちゃんといるじゃないか。それに、こうすけやこうすけのおじいちゃんもいたのに。誰にも頼れない子から見たら、どう思うだろうか。
悲観的な考えの人には、意外と自己中な思考をして、自分で悲劇の中に居座ろうとするので、客観的に自分を見れてないことがある。
サバイバルがなければ、乗り越えられない友情なのだろうか。
団地のノッポくん。
団地の漂流。
サバイバル。
友情。
友情はサバイバルなしでも十分描けるので、サバイバル要素がどう必須だったのか。
どっちつかずで、登場人物にも感情移入しにくいため、気持ちの上で後味の悪い結果となった。