スタジオコロリドの長編アニメ映画第三弾。
取り壊し予定のおばけ団地が少年少女を乗せて謎の海を漂流するジュヴナイルファンタジー。
うーん、わりと微妙。
同じ監督の前作「ペンギン・ハイウェイ」がめちゃよかったのでちょっと期待しすぎました。
アニメーションは相変わらず素晴らしいけど。
大量生産大量消費に対するアンチテーゼ。
このテーマを子供たちに背負わせるのか。
中高年のノスタルジーを代弁させてるだけに見えちゃったのが残念。
不思議現象の数々も単なるメタファーじゃなくて登場人物の心情を動かすのに十分な説得力のある展開が欲しかったです。
