画、ストーリー、好みの感じだったので鑑賞。
夏休みにキッズたちが集まり、想い出のつまった、懐かしい団地へ。
そこはもう取り壊しの工事が進められ、廃墟と化した"お化け団地"と噂されていた。
キッズたちは無我夢中で団地の階段を駆け上がり、昔住んでいた 主人公こうすけの祖父、やすじいこと安次さん宅へ。
家に上がり、懐かしさからテンションあがるキッズたち。
主人公の好きな女子、なつめが先に、押し入れにいて居眠りをしている。
皆が起こすと、なつめの手にはやすじいの遺品のカメラが。
なつめの側には、のっぽくん、なる存在感の薄い一人の少年が。
なつめは、昔から知っていた、皆知らない?と皆に話す。
そんなこんなで、
『カメラ返せよ!』とこうすけが意地を張り、なつめは屋上から足をすべらせた。
雨が激しく降っていた。
・・・目が覚めると、キッズたちがいた団地は、海のど真ん中、つまり漂流していた。
慌てふためくキッズたち。
たまたま手元にあったブタメンやスナック菓子などで飢えを凌ぐが、やがて食糧も尽き。
近づいてきたデパートやプールなどにうまく侵入し、食糧などを入手するなど。
そうしてこのようなサバイバル状態で、ヒステリックになったりする子もいたり、怪我人(見る限り重症)も続出、と、かなり危険な状態が続く。
のっぽくんが団地の精霊だと正体をさらけ出し、しかし、帰る術は知らず。
キッズたちが力を合わせ、様々な困難を乗り越え、のっぽくんは精霊たちが待つ場所へ還り、ようやく全員元の場所へ。
またいつもの日常に戻った。
けど、カメラや写真などから、それは全て夢ではなく現実だったことが分かる。
夏休みの冒険、といった感じで、しんどいときでも観られた。
小学生くらいのお子さんにおすすめの作品。