まめちち

聖闘士星矢 The Beginningのまめちちのレビュー・感想・評価

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)
5.0
海外実写化の情報全然知らず、上映開始数週間前くらいに映画館のCMで知ったもんで、テンション上がり気味で観てまいりました「聖闘士星矢 The Beginning」!もれなく世代ド真ん中のまめちちはうお座、当時ジェンダー問題にまったく配慮のない時代、風当り強かったのを今でも思い出します。いや、かっこいいよアフロディーテ…。


ひとこと感想

辰巳の位置ににんじゃりばんばんの店長(マーク・ダカスコス)出てきてさらにテンション爆上がりでした、めっちゃカッコイイ。あ、いやごめんなさい、めちゃくちゃ面白かったです、まめちち大好きな部類の映画でした!

以下ネタバレ含むよ。


ネタバレ含むフタコト感想

とにかく魔鈴さんが100億点満点でしたね。めちゃめちゃかっこよかった。てかあのアテナ像崩れて浮いてる島はなんなんだろうか…。聖域ではない?城戸さんの島とつながってんのかな?ラストシーンの「お前らいつまで私の島でいちゃつくつもりだ」と言わんばかりの立ち方がすごくよかったです。

城戸さんとこの100人の子供の設定の拾い方が上手でしたね。原作のままだとコンプライアンス的に引っかかるもんなぁ。うまいなーと思いました。

それにしても、クローゼットのシーンがめちゃくちゃよかったなぁ。お姉ちゃんに手を差し伸べられた時も、マリンさんに手を差し伸べられた時も、その手を取らなかった星矢が掴んだのが、幼き日の自分に差し出された今の自分だったのが、とてもエモかったー。あのシーンだけでなんというか、この映画の元が取れた気持ちになった。

ただ、やっぱ全体的にもったいなく感じる演出がいっぱいあって、もっとこうしたらジャンプ作品っぽくなるのに、って思ってしまう感じは、やっぱりあったなぁ。聖衣の装着シーンはせっかくならティルトローターから飛び降りたときに変身バンク的な扱いで流してほしかったぁ、とか。

…でも、日本人俳優が主人公を張る洋画作品っていうところでいけば、もっと評価されていいはずの、全然面白いアクション映画でした!マッケンユウは造詣が素晴らしいな!!

まだ一輝しか出てきてないし、中国人の紫龍とかロシア人の氷河とか超観たいので、ちゃんと続編続いて欲しいなぁ。実写爆死みたいな不当な扱いでつぶれてほしくないので、みんな見てほしい…。あ、でも「マリオと間違って上映されてフェイント星矢でした」的なあのニュース記事は正直笑った。

あ、ちなみに最初は字幕、追って吹替の2回観てきました。吹替もめちゃめちゃ観やすくてよかった!
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