このレビューはネタバレを含みます
連載当時、コミックの1巻が発売されたが、
いきつけの町の書店で予約していたにもかかわらず、
一ヶ月くらい入荷待ちになったのを覚えています。
少ない小遣いで買って、大事に大事に読んだものです。
有名漫画・アニメの実写化・・・。
基本的に解釈は自由だと思い
「別物の作品」として観るように心がけています。
しかし、子どもの頃に好きだった作品だから、
期待しすぎました・・・。
もっといろんな聖闘士が登場して
ワクワクできるかと思いきや、
オープニングの黄金聖闘士とペガサスとフェニックス
(あと、お嬢様)だけ。
残念だ・・・。
当時のジャンプ漫画実写化で自分的にNo.1は、シティハンター。
フェニックス(本映画中の名前忘れた・・・一輝のまま?)
が尋問で幻魔拳的なやつで追い込む。
そんな使い方もあるかー。
原作では、ウルフ那智がバラバラになる幻を見せられるけど、
あの場面は当時のジャンプ漫画では過激描写で、
怖い表現ランキングに残っています。
ちなみに、その他のランキングだと、
『キン肉マン』で、ミートくんがバッファローマンの突進でバラバラにされるところとか、プラネットマン戦でカナディアンマンがシワシワになって死ぬ所とか・・・。
当時はそんな程度の描写でも怖かったのに、
漫画やアニメのリアルな残酷描写に、
子どもの頃から晒される現代っ子たち・・・。
ちなみに私は『モンハン』をプレイした時、
最初の方のクエストで、そこらで草を食べてるだけの恐竜(?)を、
素材確保のためだけに倒すのがダメで、
「あぁ、これ、自分にはむり・・・」とすぐにやめたほどのビビり。
倒れる時の鳴き声とか血しぶきとかが嫌で。
リアルでは、
自分で鶏しめて羽むしって捌いて食べるのは問題ないのに。
豚やイノシシも。ちゃんと食べる釣りも。
激しく脱線したけど、
そんなことを考えたり思い出したりした映画でした。