このレビューはネタバレを含みます
凪映画。終始盛り上がらない。
必殺技の音も映像もショボショボだし、技名をド鳴らないから小技かと思った。
カメラが単調で迫力がない。
原作通りである必要は無いと思うけど、何故か雑に乱用される原作要素。
魔鈴さんと姉さんのミスリード「諦める?」がサラッと流されて「えっ?」ってなる。
その前の修行パートもそうだけど「その仮面の下の素顔は姉さんなのか?」感があるのにちっともフィーチャーしないのは何故?
星矢←わかる
その姉さん←わかる
パトリシア←主人公を星矢にするんなら星華姉さんで良くない?
なんで日系人の姉さんが欧米なわけ?多様性?
プロローグで黄金聖闘士が争っていた理由にも言及なし。
(次作以降でやるつもりだったのかな?)
敵のスチール聖闘士みたいなモブ、ペガサス聖衣、フェニックス聖衣。
どれも色味が暗くて同じだから画的にも全く映えない。
カシオスと星矢の身長差がなさすぎ。
ガチればタメ張れそうだから演出と釣り合ってない。
登場人物少なすぎぃ!
総評として、途中でスマホ触り始めるくらいには退屈だった。
つまらないか、って言われたらつまらなくは無いけど面白くはないかな。
映画館で観てたら、帰りのクルマの中で「金返せ」って思うかも。
以下、つまらなくない部分。
1.
父と母の愛情と苦悩はとても良かった。
ただ、最後のカーチャンのあの行動は「トーチャンやっといてそれは、覚悟なさすぎでは?」と思った。
トーチャン、「ケホッケホッ、あー死ぬかと思った」って言いながら出てきてもいいのよ?
2.
スタイリッシュ辰巳。
なんなら一番カッコいいし、一番見応えがあった。
3.
アテナが、原作のハーデスやポセイドンみたいに人の器を利用するみたいなスタンス取ってた笑った。
やっぱ神々ってクソだわ。
4.
真剣佑の上半身が気持ち悪い(←?)
5.
アテナの紫髪。
実写で浮いてはいるんだけど、いかにも「人間ではない」感が出ててプラス要素。
以上!