ラマヌジャン

タイラー・レイク 命の奪還2のラマヌジャンのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに本格アクションを見た気がするけど、大満足。

大きく分けてアクションは二部構成。一部は刑務所でのワンカット風?アクション。ライフルでのタクティックの動きはスムーズでどんどんつく進んでいくから爽快感抜群。その後の近接戦闘も、ハンドガン、ナイフ、鎌、盾など様々なものが楽しめる。アクションの種類とある程度のグロアクションの感じは「ザ・レイド」を思い出した。その後はカーアクションと、どでかい銃をぶっ放すアクション。二部は銃撃戦がメイン。一つ思うんだけど、襲撃に気づいてから着替えて装備するまでの時間早すぎない?
これもまた見ごたえ抜群だった。あと、主人公たちケガと痛みに強すぎて笑っちゃう。そこまで行くと何やっても死なないんちゃう?って思うんだけど、それは意外と効くんかいみたいなこともあってそこも楽しめる。

ストーリーがこれまた面白い。主人公側に分かっている形で敵と通じている人がいるという見たことない展開。あと、一番はこの作品の根底には「正義とは何か」というものがある気がする。主人公も、元妻の妹家族っていう一番微妙な距離の奴を救うために死にかけないといけないし、それって本当にやんないといけないのかなとか、彼にとっての大義と生きる意味は?とか、敵も「家族」という名で結束している(それが偏狂的である)という白黒をはっきりつけがたい題材というのがまた良い。