田中太郎

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの田中太郎のレビュー・感想・評価

3.5
日本が誇る作品である「スーパーマリオブラザーズ」の3Dアニメーション。

それこそ幼い頃はマリオに育てられたと言っても過言ではない。
小学生の頃30分しかゲームをやらせてもらえない家庭だったので毎日マリオの事を愛おしく感じていた。

多くの人に愛されているキャラクターであるため相当ハードルは高いかもしれない。しかし今勢いに乗っているイルミネーションが制作とのことで興行収入は大成功。その波に乗るべく鑑賞してきた。


王道中の王道を行くファミリムービーだなと感じた。それは良くも悪くも。
ストーリーは本当に全て予想通り。そこに驚きはないがもう少し心躍らせる要素が欲しかったなと言う感じ。

そしてここぞとばかりにファンに媚びてる気もした。
ファンならわかる要素やキャラクターなど基本的に「ほら!喜んで!」と言われてる感じがしてしまった。

BGMに関しては"お馴染み"のBGMから完全に分かる人にしか分からないBGMまで揃っており、それはまぁ良かった。というかマリオのBGMって改めて全部良いな。

めちゃくちゃ嫌いだったのが謎に80年代付近の洋楽をたまに流してくる所。世界観に全く合ってないし軽く困惑した。あれはなんの意味があったんだろう。全く分からない。

散々言ったけどそもそもマリオが大人から子供まで楽しめる"王道中の王道"作品であるため、そういった意味ではある意味正解な映画ではある。良いポップコーンムービーだと思うし見心地は良かった。

ただなんだろう、マリオでいう1-1感が凄かったというか、もっと緊迫感あっても良いのかなと感じた。続編匂わせてたので続編ではそれを期待します(マリオはwiiの赤いパッケージのやつが一番好きです)
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[この映画のBest俳優]
マリオ
[脚本面]☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆☆☆
田中太郎

田中太郎